ICU ジュニア キャンパス・キャンプ
たくさんのご応募、ありがとうございます。
おかげさまで定員に達しましたため、募集を終了いたしました。
梅雨に入りました。ICUのキャンパスは、いよいよ緑が濃くなり、キャンプに向いた季節になっています。
夏の本キャンプは、おかげさまでお申込みが好調で、楽しいキャンプになると思います。徐々にプログラムも決まってきて、リーダーたちも準備に大忙しです。
夏の緑濃いキャンパスで、楽しい学生リーダーのみんなが待っていますよ!
「ICUジュニア キャンパス・キャンプ2014」について
今必要なのは ピンチをチャンスに変える力! たくましく たのもしく 育ってほしい
だから あえて ききます「さぁ、どうする? 子どもたち!」
「君次第だ」と言われるのは やさしくはない。 でも面白い!
面白がれる力を育てる「子どものための 大学キャンプ」
チャンスがいっぱい IJCC !!
《ICU ジュニア キャンパス・キャンプ 2014実施要項》
日 程:7月23日(水)~7月27日(日)の4泊5日
場 所:国際基督教大学(ICU)キャンパス内(東京都三鷹市)
就 寝=大学学生寮
食 事=大学食堂(一部は、野外炊爨(すいさん)を行います)
募集対象:小学4年生~中学3年生
募集人員:35名(先着順・定員に達し次第締め切り) 最少催行人員:25名 募集締切りました
参加費 :¥55,000
(参加費本体価格¥50,000+消費税+保険料¥1,000)
※全日程の費用・傷害保険の加入費用を含みます。
※キャンプ開始日14日前より、所定のキャンセル料がかかります。
募集要項
お申込みに際しては、以下の情報を、「お申込み・お問い合わせ先」までお送りください。
氏名、ふりがな、性別、学校名、学年、生年月日
保護者氏名、ご自宅TEL、保護者携帯、郵便番号、ご住所
E-mail(PC、携帯の両方)
説明会
当キャンプの趣旨、運営方針、プログラムや健康面について、初めての方向けに「参加者説明会」を以下の日程で行います。
よろしければ参加されるお子様とご一緒に、どうぞご来学ください。
日時:6月27日(金)17:00~19:00
場所:本部棟206会議室。(武蔵境駅南口より「国際基督教大学」行きバス終点下車。Pも有。)
(送信先:camp@icu-service.com) お問合せ:0422-33-3530(ICUサービス)
ICUでみなさんと元気にお会いできるのを楽しみにお待ちしています!
キャンプ・ディレクター(キャンプ長) ICU保健体育科教員 高橋 伸(しんさん)
キャンプ・ディレクター(副キャンプ長)山内 宏志(やまちゃん)
プログラム・ディレクター 加藤 綾音(あやねぇ)
プログラム・ディレクター 大間 哲(てつ)
マネジメント・ディレクター クレーア 良子(りょうこ)
(主催:国際基督教大学/運営:株式会社 ICUサービス)
===== ICU ジュニア キャンパス キャンプ とは
「ICUジュニア キャンパス・キャンプ」は、国際基督教大学(ICU)の緑多い三鷹キャンパスを利用して行う、小中学生向けの子ども向け サマーキャンプ(子どもキャンプ)です。ICU三鷹キャンパスやその周囲には、武蔵野の面影を濃く残す森や雑木林、また野川公園、武蔵野公園、国立天文台 など都内とは思えない豊かな自然が残っています。一方で、都内の、しかも大学のキャンパスであることから、研究施設や実験施設、そして寮やチャペ ルといった山や海では得られない、アカデミックで国際的な環境でもあります。そのような中で、ICUの「リベラルアーツ教育」の理念に基づいた物 事の考え方を、「遊び」を中心に据えながらも子ども達に体験してもらうことを大きな目的としています。 ICUの教育の理念は、よく「I」と「C」と「U」という3文字で表現されます。「I(International=国際性)」 「C(Christianity=キリスト教精神とそれに基づく平和への考え方)」「U(University=大学の学び、特に物事の『考え 方』を追求するアカデミックな環境)」のそれぞれが、普段学生達に施されるICUの教育の理念そのものです。学生達は、いわゆる「勉強の正解」で はなく、自ら解を見つけるための『考え方』を学ぶことを求められます。世の中には、正解が一つしかない命題よりは、正解そのものが決まっていない 問題の方が数多く存在します。「本当にそれで正しいのだろうか?それでいいのだろうか?」といった問いかけを自分自身にも、また、周囲にも常に行 う「クリティカル・シンキング」は、ICU生が入学後すぐに教えられる事であり、そのための「ディスカッション(対話)」や、ディスカッションの ための「コミュニケーション能力」はICU生が物事を学ぶ前に持つべきスキルとして教え込まれることです。そして、この能力は、将来自らの進む道 を切り開き、多くの異文化(国内外を問わず)と出会い、そこで交流し、平和を築いていく大きな力となります。 こういったことを子ども達にも感じ、体験し、身に付けてほしいというのがこのキャンプです。 ですから、このキャンプは、子ども向けの「遊ぶプログラムいっぱい」だけのキャンプではありません。しかし、一方でいわゆる「塾の夏季合宿」でも ありません。教室で、勉強をすることを目的としてはいません。子ども達は、ある程度プログラムの中で「何をやり たいか」を決めることから始めていきます。
実は、ICUのような教育は、非常に「手間」がかかり、教員一人当たりの学生数が少ない「少人数制の教育」環境でないと施すことが困難です。 ICUは徹底した少人数制を貫いており、今も専任教員一人あたりの学生数を20人より少なく保っています。当キャンプでも、子どもの数に対して、こう いったICUの教育を施された学生リーダーやディレクターを含めた大人を充分に配置できるように工夫していま す。そのような、良い「お兄さん・お姉さん」としてのリーダー達が、子ども達の安全を見守ると同時に、子とも達と一緒に、遊び、考え、悩み、そし て子ども達の問題解決を自分達のものとして共に生活をしていきます。 子ども達の自主性、自律、そして異文化体験や平和の希求といった精神が健全に育つために、私たちが提供するのは、こういった環境です。
2013年の夏休みは「ICUジュニア キャンパス・キャンプ」7月21日(日)~25日(木)に、行いました。
※当キャンプは、2012年に「ICU子どもキャンパス・キャンプ」として開始したものです。2013年より参加対象者を中学生まで広げ、「ICUジュ ニア キャンパス・キャンプ」と改名いたしました。
===== キャンプ・ディレクター ご挨拶
キャンプ・ディレクター
高橋 伸(国際基督教大学 保健体育科教員)
国際基督教大学(ICU)は、戦後平和を目指す大学として「神と人とに奉仕する人間」を育成することを目的に創られた大学です。そのため、ICUでは「リベラル・アーツ(教養教育)」の理念のもと、全人教育を基盤とし、専門の壁にとらわれる事なく幅広い知識を身につけながら、創造的訓練を実践し、優秀な人材を輩出して参りました。そして、その教育の一環として、大学の黎明期から学生を対象としたキャンプが実施されてきたという伝統があります。
ICUではこの理念に基づき、この夏、昨年に引き続き子どものキャンパス・キャンプを実施する事になりました。ただし、参加者枠を小学生から中学生にまで広げて「ジュニアキャンパス・キャンプ」として開催します。このキャンプでは、子ども達に緑豊かなICUのキャンパスで、遊びを中心とした様々な活動を経験するとともに、知識よりも物事の考え方や問題解決方法を学びながら、将来国際社会の中で羽ばたくために、より豊かな人間関係を築く経験をしてほしいという願いがあります。参加してくるキャンパーは一人ひとり性格が異なるとともに、家庭、学校、時には社会/国というそれぞれ異なった文化的背景を持っています。それら「異文化」に出会ったとき、相手の考えに耳を傾けて互いの違いを認め合う事こそが、国際社会の中で生きていくために大切な事であり、ひいては「世界平和」に繋がっていくことだと考えます。また、大学のキャンパス内で実施されるので、子ども達に「大学の生活とは」といったことも体験してもらい、将来への夢を持ってもらえればと願っています。
今回のICUジュニア キャンパス・キャンプは、参加した子ども達ひとりひとりが、楽しい活動を通じながら、こうした人間として大切な事に気づき、体感して、成長していく場となるよう願っています。
<キャンプ・モットー> God is first, you are second, I’m the last.(三隅達郎 初代保健体育科長)
======== ICU キャンパスと2012年のキャンパスキャンプの写真